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白井茂
東京出身。日本橋実業補習学校卒。日本の記録映画・ニュース映画のキャメラマンの草分け。1920年(大正9)田辺君太郎に師事し、写真術を学び、同年松竹キネマ研究所に入所。翌21年(大正10)東京シネマ商会に入社し、『父を尋ねて』(監督帰山教正)を撮る。以後記録映画から劇映画まで手掛け、同社の専属キャメラマンとして活躍。1927年(昭和2)阪妻ユニバーサル、34年(昭和9)P.C.L.、41年(昭和16)日本映画社を経て、1955年(昭和30)日本映画新社取締役。関東大震災の記録フィルムを大量に残し、1926年(大正15)には東京―大阪間で日本で初の空中撮影。二・二六事件、日中戦争なども撮影。戦後はサンフランシスコ講和条約での吉田首相の調印のフィルムを、日本へ最初に送った。1970年(昭和45)〜80年(昭和55)日本大学講師。毎日映画コンクール選定委員もつとめた。著書に「カメラと人生―白井茂回顧録」。
で知られている: Camera
お誕生日: 1899-03-06
出生地: 日本/東京府
としても知られている: