サーバーで遊ぶ:
- エピソード 1 ありがた山の寒がらす
- エピソード 2 吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸』
- エピソード 3 千客万来『一目千本』
- エピソード 4 『雛(ひな)形若菜』の甘い罠(わな)
- エピソード 5 蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)
- エピソード 6 鱗(うろこ)剥がれた『節用集』
- エピソード 7 好機到来『籬(まがき)の花』
- エピソード 8 逆襲の『金々先生』
- エピソード 9 玉菊燈籠恋の地獄
- エピソード 10 『青楼美人』の見る夢は
- エピソード 11 富本、仁義の馬面
- エピソード 12 俄(にわか)なる『明月余情』
- エピソード 13 お江戸揺るがす座頭金
- エピソード 14 蔦重瀬川夫婦道中
- エピソード 15 死を呼ぶ手袋
- エピソード 16 さらば源内、見立は蓬莱(ほうらい)
- エピソード 17 乱れ咲き往来の桜
- エピソード 18 歌麿よ、見徳(みるがとく)は一炊夢(いっすいのゆめ)
- エピソード 19 鱗(うろこ)の置き土産
- エピソード 20 寝惚(ぼ)けて候
- エピソード 21 蝦夷桜上野屁音
- エピソード 22 小生、酒上不埒にて
- エピソード 23 我こそは江戸一利者なり
- エピソード 24 げにつれなきは日本橋
- エピソード 25 灰の雨降る日本橋
- エピソード 26 三人の女
- エピソード 27 願わくば花の下にて春死なん
- エピソード 28 佐野世直大明神
- エピソード 29 江戸生蔦屋仇討
- エピソード 30 人まね歌麿
- エピソード 31 我が名は天
- エピソード 32 新之助の義
- エピソード 33 打壊演太女功徳(うちこわしえんためのくどく)
- エピソード 34 ありがた山とかたじけ茄子(なすび)
- エピソード 35 間違凧文武二道(まちがいだこぶんぶのふたみち)
- エピソード 36 第36話
- エピソード 37 第37話
- エピソード 38 第38話
- エピソード 39 第39話
- エピソード 40 第40話
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べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~
18世紀半ば、人口は100万を超え、天下泰平の中、世界有数の大都市へと発展した江戸。蔦重こと蔦屋重三郎は、江戸郊外の吉原の貧しい庶民の子に生まれ、幼くして両親と生き別れ、引手茶屋の養子となる。
血のつながりをこえた人のつながりの中で育まれた蔦重は、貸本屋から身を興して、その後、書籍の編集・出版業をはじめる。
折しも、時の権力者・田沼意次(渡辺謙)が創り出した自由な空気の中、江戸文化が花開き、平賀源内など多彩な文人が輩出。蔦重は、朋誠堂喜三二などの文化人たちと交流を重ね、「黄表紙本」という挿絵をふんだんにつかった書籍でヒット作を次々と連発。33歳で商業の中心地・日本橋に店を構えることになり、“江戸の出版王”へと成り上がっていく。
蔦重が見出した才能は、喜多川歌麿(染谷将太)、山東京伝、葛飾北斎、曲亭馬琴、十返舎一九といった若き個性豊かな才能たち。その多くは、のちの巨匠となり日本文化の礎となっていく。
しかし時世は移り変わり、田沼意次は失脚。代わりに台頭した松平定信による寛政の改革では、蔦重の自由さと政治風刺は問題になり、財産の半分を没収される処罰を受ける。周囲では江戸追放や死に追いやられるものもあらわれる…蔦重は、その後も幕府からの執拗な弾圧を受け続けるが、反権力を貫き通し、筆の力で戦い続ける。そんな中、蔦重の体を病魔が襲う・・・。
命の限りが迫る中、蔦重は決して奪われない壮大なエンターテインメント「写楽」を仕掛けるのだった…。
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